プログラム


日程表

学術大会長講演

11月23日(土曜日)11時30分~12時15分:第1会場 大ホール

タイトル:循環器理学療法のキセキ

講師: 高橋哲也 (順天堂大学保健医療学部理学療法学科・教授)
座長: 飯田有輝

大会長特別基調講演

11月23日(土曜日)13時30分~14時30分:第1会場 大ホール

タイトル:AIは循環器診療をどう変えるか

講師: 代田浩之 (順天堂大学・学長)
座長: 高橋哲也

大会長特別講演1

11月24日(日曜日)9時00分~10時00分:第1会場 大ホール

タイトル:循環器病対策推進計画における心臓リハビリテーションの重要性

講師: 伊藤修 (東北医科薬科大学医学部リハビリテーション学・教授)
座長: 内山覚

大会長特別講演2

11月24日(日曜日)13時45分~14時45分:第1会場 大ホール

タイトル:重複障害患者の循環器理学療法に求めること:
Adding Life to Years and Years to Life

講師: 上月正博 (山形県立保健医療大学・学長)
座長: 齊藤正和

大会長特別セッション:デジタル理学療法研究会合同企画

11月24日(日曜日)13時45分~14時45分:第2会場 橘

タイトル:デジタル医療が理学療法を変える

座長: 萩原悠太、金居督之

座長の言葉:
デジタル技術を用いた遠隔心臓リハビリテーションの提供形態には、(1)インターネットを利用したビデオ通話に加えて、心電図や血圧などの生体情報をリアルタイムで監視しながら運動を行ういわゆる「バーチャル心臓リハビリ」と、(2)ウエアラブルデバイスやスマートフォンアプリなどを用いてモニタリングする「リモート心臓リハビリ」がある。デジタルツールを使用して要介護度悪化や身体機能低下を阻止することができる遠隔リハビリは今後ますます重要性が増してくると思われる。理学療法士の専門性を活かしたAIやICTの活用、遠隔リハビリテーションについて最新技術の現状とこれからについて議論する。


大会長セッション

11月23日(土曜日)14時45分~15時45分:第2会場 橘

座長: 森沢知之、櫻田弘治
審査員: 高橋哲也、神谷健太郎、飯田有輝、齊藤正和

大会長セッションの受賞者は閉会式にて発表致しますのでご参加をお願いいたし ます。


優秀演題セッション

11月23日(土曜日)16時00分~17時00分:第2会場 橘

座長: 井澤和大、河野裕治
審査員: 神谷健太郎、高橋哲也、加藤倫卓

優秀演題セッションの受賞者は閉会式にて発表いたしますのでご参加をお願いい たします。


企画シンポジウム1:急性冠症候群・心不全

11月23日(土曜日)10時20分~11時20分:第1会場 大ホール

タイトル:Beyond the Evidence

座長: 井澤和大、河野裕治

座長の言葉:
循環器理学療法の中核を担うACS、心不全から以下について議論したいと思う。
①既知のEvidenceのまとめ:ガイドライン・他これまでの研究成果を含めて ACSにおけるガイドラインとメタ解析で明らかにされている内容について述べていただく。また、PECOにおける対象、アウトカムについて、今後、課題とすべき問題について提示していただきたく。
②既知のエビデンスに合致しない実臨床について①ではカバーしきれない臨床実情と今後の課題:例えば、運動耐容能をメインアウトカムとした場合に、CPX等を実施できていない症例を多く経験する。実臨床で直面しているリアルワールド、およびその解決策について述べていただきたく。


企画シンポジウム2:基礎理学療法

11月24日(日曜日)15時00分~16時00分:第2会場 橘

タイトル:マクロ,ミクロの循環から考える循環器理学療法学

座長: 椿淳裕、堀田一樹

座長の言葉:
生体が本来持つ機能や構造が低下または破綻した状態を「病気」あるいは「疾病」とし,それら機能や構造を回復させたり,それ以上の低下を来さないようにしたりする治療が行われます.理学療法を含め,治療方針の検討や効果判定にも,生理学的,あるいは解剖学的な検査に基づいて判断されます.理学療法の対象となる方お一人お一人に対する効果を考えるにあたり,その機序を説明できてこそ「理学療法」といえるのではないでしょうか?その機序を説明するには,生体が持つ機能や構造,低下や破綻のメカニズムを理解し,理学療法がもたらす効果についても,生理学あるいは解剖学ベースで理解できている方が,説得力のある他職種とも対等に議論できると考えます.本シンポジウムでは,循環器理学療法の根幹をなす「循環」について,その基盤となる解剖学的・生理学的な研究を進めておられる先生に,その研究が病態理解や効果の機序にどのように繋がるかをご説明いただき,臨床に活用できる知見や視点を提供いただきます.


企画シンポジウム3:地域・在宅

11月23日(土曜日)13時30分~14時30分:第2会場 橘

タイトル:循環器病対策推進計画の中の生活期循環器理学療法の実際と課題
-急性期・回復期へのメッセージ-

座長: 大浦啓輔、上坂建太

座長の言葉:
2020年に循環器病対策推進基本計画が制定され、リハビリに関しては「多職種による疾病管理プログラムとして心血管疾患におけるリハビリテーションを実施することが関連学会より提唱されている。いずれの疾患においても再発予防、重症化予防、生活再建や就労等を目指す中で、急性期から回復期及び維持期・生活期までの状態に応じたリハビリテーションの提供等の取組を進める」と記載されており、生活期循環器理学療法の重要性は高まっている。しかし、現状では生活期循環器理学療法は十分な科学的根拠が揃っておらず、診療体制の構築も不十分である。診療体制に関してはクリニックでの外来リハや、介護保険制度を利用した通所リハや訪問リハなど様々なものがあるが、施設の機器やスタッフの専門性などハード・ソフト面ともに課題を認める。また、急性期・回復期医療機関と生活期施設間の患者の流れや患者情報の共有が不十分であるなど継続的なケアに課題がある。これらの課題に対処するためには、急性期・回復期から生活期までの一貫した支援体制の構築が不可欠である。本シンポジウムでは、クリニックや介護保険領域(通所リハ、訪問リハ)における生活期循環器理学療法の実際を共有し、課題を明らかにするとともに、急性期・回復期との連携およびこの領域の発展について考えたい。


企画シンポジウム4:ICU

11月23日(土曜日)16時00分~17時00分:第1会場 大ホール

タイトル:ICUでの循環器理学療法の効果を最大化するためには
~離床+α

座長: 濱崎伸明、高橋佑太

座長の言葉:
集中治療中の早期離床・早期運動は、その有効性が確立され、今やスタンダードな治療である。それでもなお、ICU-AWやPICSの発生を完全に防ぐことは難しい。特に循環器疾患では、循環管理を優先すべき病態や治療管理的制約によって、離床が困難なケースも多い。理学療法の知識と技術を集結し、+αの介入が循環器集中治療中の患者に対して最大限の効果を発揮できるか、そのためにはどのような病態評価や栄養評価が必要か、離床だけでない理学療法の奥深い可能性を探る。


企画シンポジウム5:回復期

11月24日(日曜日)11時30分~12時30分:第2会場 橘

タイトル:2040年を見据えた高齢心不全回復期リハ最適化戦略
~体制の多様化と地域連携~

座長: 田村由馬、下雅意崇享

座長の言葉:
高齢心不全患者においては、急性期の入院を契機に日常生活動作(ADL)が低下し、退院後もリハビリテーションを必要とするケースが多く見られる。こうした患者は在宅復帰が困難であるが、急性期病院では在院日数短縮の圧力が高まる中、介護保険等の準備が不十分なまま退院を余儀なくされることもある。その結果、再入院率の上昇や医療費の増大を招く事態が発生している。このような状況に対処するために、再入院予防と医療費の適正化を目指した戦略が求められている。
本シンポジウムでは、急性期病院からの退院後も継続的にリハビリテーションを提供できる体制整備と、地域における多職種連携の強化が不可欠であることを強調する。特に回復期では、リスク管理を徹底し、再入院を予防するための密接な病病連携・病診連携・医療介護連携が重要な鍵となる。実際には、急性期において重症化リスクの高い患者を適切にスクリーニングし、回復期から生活期への円滑な移行を実現するといった仕組みの整備が急務である。さらに、各地域の医療資源や人口構造に応じた柔軟な体制構築も重要である。地域ごとの医療リソースや高齢化の進展状況に応じたケア提供体制を整え、個々の患者に最適なリハビリテーションを実施し、再入院率の低減とQOLの向上を目指すことが必要である。
そして、これらの課題に対する多様なアプローチの実際を共有し、持続可能な地域医療モデルの構築に向けた戦略について議論する。


循環器理学療法学会委員会企画1:理学療法標準化委員会

11月24日(日曜日)10時15分~11時15分:第1会場 大ホール

タイトル:循環器理学療法の評価の標準化:
回復期および維持期のミニマムスタンダードの合意形成

座長: 加藤倫卓、森尾裕志

座長の言葉:
理学療法標準化委員会で実施している循環器理学療法の評価の標準化について、急性期に引き続き実施した、「回復期および維持期のミニマムスタンダードの合意」について紹介し議論する。


循環器理学療法学会委員会企画2:レジストリー委員会

11月24日(日曜日)11時30分~12時30分:第1会場 大ホール

タイトル:J-Proof HF最新エビデンス 〜中間解析結果報告〜

座長の言葉:
現在、J-Proof HFは15の研究テーマの解析がすすめられている。その中から演題を厳選しLate breakingとして最新のエビデンスを報告する。会員が知りたいであろうキースライドを2枚示し、10名の演者に登壇いただく。


公募型企画1

11月24日(日曜日)9時00分~10時00分:第2会場 橘

タイトル:キセキの理学療法 ~師は症例、深い人間理解と愛~

座長: 高橋哲也、渡辺好孝

我々は循環器理学療法を通して、多くの貴重な経験をし、患者さんから多くのことを学んでいます。とても重症な患者さんが回復する奇跡(キセキ)に遭遇することも少なくありません。循環器理学療法にまつわるドラマは私達の成長の糧でもあります。理学療法にまつわる様々な奇跡や感動秘話を症例を通じて共有したい。


公募型企画2

11月24日(日曜日)15時00分~16時30分:第1会場 大ホール

タイトル:循環器理学療法のMajorityは多疾患重複障害併存 
~これからの理学療法士の責務と可能性

座長: 森沢知之、齊藤正和

今や心臓リハビリテーションのMajorityは多疾患重複障害併存患者である。しかし、具体的にどう介入するのかは不明確である。理学療法士は急性期から、回復期、生活期までの切れ目のない理学療法を行い包括的疾病管理を率先して行う責務がある。また医療に限らず、介護・福祉に係る居宅・通所・入所サービス間の連携や連続性、一体性の確保のために、チームを率先して牽引していく責務・役割がある。これは理学療法士の新しい活躍の場の創出であり、医療・介護連携の新機軸である。
循環器病患者の主要な合併症である呼吸器疾患並びに腎疾患の重複障害併存に対する理学療法の課題や新たな取り組みについて考えたい。


パネルディスカッション1:腎臓

11月23日(土曜日)9時10分~10時10分:第1会場 大ホール

タイトル:フレイル・サルコペニア対策―画像の理学療法への応用・活用―

座長: 松沢良太、臼井直人

座長の言葉:
循環および腎臓領域の患者は全身状態の悪化につながる様々な要因に曝されており、これらはフレイルサイクルと呼ばれる悪循環を形成する。この悪循環の中心に位置するのは骨格筋量の減少、筋力低下および身体機能低下によって定義されるサルコペニアであり、これは循環および腎臓領域の理学療法における主要な治療標的の一つと言える。近年、CT・MRI、BIA、DEXAあるいは超音波といった画像情報はサルコペニア対策の一環として用いられるようになり、理学療法を遂行する際にも重要な役割を担う可能性が示されている。本パネルディスカッションでは、循環および腎臓領域の患者に対する理学療法において、こうした画像情報をどのように活用してサルコペニア対策を進めていくべきか、近年のエビデンスに基づいて述べて頂きたい。


パネルディスカッション2:心臓血管外科

11月23日(土曜日)14時45分~15時45分:第1会場 大ホール

タイトル:心臓血管外科手術患者のアウトカムを最大にするために

座長: 猪熊正美、澁川武志

座長の言葉:
時代とともに心臓血管外科手術が進歩し術後の理学療法も大きく変貌している。早期理学療法は多くの施設でも浸透するようになった。しかし、適切な時期による適切な理学療法は発展途上であり、心臓血管外科手術患者において時期や術式に応じた循環器理学療法のアウトカムを設定することが重要である。今回、そのアウトカムの最大化を目指し、術前・術後に限らず具体的で実用的な攻めの理学療法をするにはそうするべきか、各術式に応じて様々な視点から議論していただく。


ディベート:栄養

11月24日(日曜日)10時15分~11時15分:第2会場 橘

タイトル:⼼不全×サルコペニアの治療戦略:
運動療法と栄養療法の最適アプローチ

座長: 片野唆敏、宮崎慎二郎

座長の言葉:
サルコペニア治療では「運動療法」と「栄養療法」の「併⽤」が推奨される⼀⽅で、⾼齢⼼不全では臨床像の多様性と複雑性を踏まえ、病状が刻々と変化する中でサルコペニア治療戦略の適切な「選択」に迫られる。本セッションは、症例報告をベースとした Pros/Cons 形式であり、サルコペニアを併存した⾼齢の重症⼼不全症例の臨床情報を元に、実践的なエビデンスと臨床経験に基づく⽩熱した議論を展開する。臨床情報の読解⼒とエビデンスリテラシーを駆使し、⼼不全×サルコペニア×併存症という難解症例に対する「運動療法」と「栄養療法」の最適な「選択」をいかに成し遂げるのか?主張・⽴場が異なる演者の鋭い討論を通じて、参加者が臨床現場での意思決定に役⽴つ新たな視点と知識を得るとともに、サルコペニア治療戦略に対する洞察を深めることを⽬指す。


東北開催記念特別企画

11月23日(土曜日)10時20分~11時20分:第2会場 橘

タイトル:「みちのく循環器理学療法サミット」
~地域型循環器理学療法のリアル~

座長: 千葉一幸、加賀屋勇気

概要:
本シンポジウムでは、循環器疾患患者に対する医療が急性期だけでなく、回復期や生活期においてもシームレスに展開されることが望ましいという視点から、特に地方における循環器理学療法の現状と課題について議論する。地方特有の地形や医療整備体制により、十分な医療提供が難しい現状もあるが、このシンポジウムでは、2名の演者による自施設での取り組みを紹介し、その後、ディスカッサントおよび会場参加者からの意見を交えて、今後の東北地方の循環器理学療法の発展について討論を行う。また、この議論は東北地方だけにとどまらず、同様の課題を抱える他の地方の地域循環器理学療法についても取り入れ、地方における循環器理学療法の発展を目指す。医療体制が整った都市とは異なる地方の問題点や課題を無視せず、現状の各地域に適した介入のあり方について議論する場としたい。


企業共催プレゼンテーション
ハンズオンセミナー:株式会社ORPHE

11月23日(土曜日)14時45分~15時45分:第4会場 桜
11月24日(日曜日)10時15分~11時15分:第4会場 桜

タイトル:下肢閉塞性動脈疾患のリハビリ体験

講師: 榊聡子、松本純一、武田直人、森正志、今岡信介

概要
末梢動脈疾患の中でも下肢動脈疾患(lower extremity artery disease: LEAD)は歩行維持やQOL維持、切断回避や予後において理学療法士の関りが重要な役割である。さらに糖尿病患者は血流障害が重度でない場合でも、知覚障害や感染などの影響で、切断リスクがある足病を包括的にとらえる概念として包括的高度慢性下肢虚血(chronic limb-threatening ischemia: CLTI)が提唱されている。糖尿病患者は近年患者数の増加傾向であり重症化しやすい。加えて慢性腎不全患者や高齢者は動脈硬化によりLEADを発症しやすいため、潜在的な患者層を含めて早期からの予防的介入が重要である。心臓血管リハビリテーションに従事する理学療法士として、下肢動脈の血流障害評価や歩行に対する専門的に知識を有することは重要である。今回は、皆さんが運動療法を行う上で、立位や歩行練習を行う上で、知っておくべき足の特徴や歩行について実習を行う。


企業共催プレゼンテーション:バンドー化学

11月23日(土曜日)10時20分~11時00分:第4会場 桜

タイトル:ベッド上での下肢レジスタンストレーニングにおける
伸縮性ひずみセンサの応用

講師: 齊藤正和(順天堂大学)

概要
循環器病患者の集中治療中の運動療法、訪問リハビリテーションにおけるベッド上での運動療法、血液透析中の運動療法などにおいても下肢のレジスタンストレーニング(RT)は離床準備または移動動作能力の維持・向上において重要な治療戦略の一つとされている。
一方で、ベッド上にてRTを定量的に実施することが難しいのが課題と考える。
本講演では、ベッド状でのレジスタンストレーニングの定量化・可視化を目指し、現在開発中の伸縮性ひずみセンサを活用したレジスタンストレーニング方法を紹介する。


ランチョンセミナー1:三菱電機エンジニアリング株式会社

タイトル:外来心リハクリニック13年間のStrength Ergo 8使用経験
~運動耐容能Peak VO2向上を目指して~

演者: 林宏憲 (医療法人CCR 林ハートクリニック 院長)
座長: 高橋哲也 (順天堂大学 教授)

ハートクリニックでは、現在京都府の心リハ運動処方診療報酬の 20%以上の実績を有し、昨年度更に多くの患者を受け入れるために移転拡張、設備増強を実施した。ここに至るまでの患者の運動継続性および運動処方に関する創意工夫と患者の運動耐容能を向上しるための留意点を紹介する。


ランチョンセミナー2:ミナト医科学株式会社

タイトル:急性期における神経筋電気刺激療法の役割

演者: 飯田有輝 (愛知淑徳大学健康医療科学部)
座長: 岩津弘太郎 (順天堂大学保健医療学部理学療法学科)

神経筋電気刺激療法(NMES)は経皮的に神経線維を介して筋収縮を誘発し、治療効果を促す物理療法である。鎮静や人工呼吸管理の下にある自発運動が困難な症例でも随意努力を必要とせず筋活動を誘発できることから、安静を余儀なくされる急性期では運動療法の代替法としてよく用いられている。循環器理学療法で用いられるNMESの目的には、筋力強化、筋肥大、運動耐容能改善、代謝改善など挙げられている。しかし、使用する機器や設定、頻度、施行時間や期間、併用する他の介入などバイアスが多く、その効果は一定してしない。最近、筋収縮に伴う生理学的反応が注目されている。NMESにて促される筋収縮によって血流や代謝にどのような変化が起きているのか、急性期におけるNMESの新たな役割を踏まえて報告したい。


ランチョンセミナー3:インターリハ株式会社

タイトル:循環器病患者に対する理学療法:至適運動処方とは?

演者: 齊藤正和 (順天堂大学)
座長: 舟見敬成 (総合南東北病院 リハビリテーション科、
福島県理学療法士会 会長)

循環器病対策基本法の基本理念として循環器病患者等に対するリハビリテーションを含む医療が、居住する地域にかかわらず等しく、継続的かつ総合的に実施することが明記された。高齢循環器病患者が増加しているなか、標準的な循環器理学療法の提供体制の充実が目標とされている。日本循環器循環器病患者に対する運動療法では有酸素運動とレジスタンストレーニングの併用療法が推奨されている。そこで、本ランチョンセミナーでは、循環器病患者に対する有酸素運動ならびにレジスタンストレーニングの至適運動処方について述べたい。


ランチョンセミナー4:seca株式会社

タイトル:循環器理学療法に必要な体組成の基礎知識

演者: 森沢知之 (順天堂大学)
座長: 木村雅彦 (杏林大学)

低侵襲かつ簡便に骨格筋量や体脂肪量などの体組成成分を測定できる生体インピーダンス法(BIA)は栄養状態の評価、サルコペニアの診断、理学療法の効果判定など、循環器理学療法の領域において重要な評価指標である。最近は身体的健康を捉える総合的な指標である位相角の計測や、立位が困難な対象者のために仰臥位での計測が可能な体組成計も開発され、体組成計を用いた臨床や研究が進んでいる。 その一方で、循環器疾患患者は測定条件の違いや体水分量(浮腫)の変化による影響を受けることから、結果を慎重に解釈する必要がある。本ランチョンセミナーでは循環器理学療法に必要なBIAの基礎知識について概説する。


ランチョンセミナー申込方法

参加登録後に送付される確認メール内にある申し込み用のリンク(Peatix)よりお申し込みください。
先着順、定数に達したら申込受付を終了します。




『東北でしゃべり場』

1.23日(土曜日)13:30~14:30:会場 桜

テーマ:「心臓リハビリを行っていなかった病院での立ち上げまでのキセキ(軌 跡)」


2.24日(日曜日)11:30~12:30:会場 桜

テーマ:「循環器理学療法を学ぶことで、役立つこと、何につながっていくか」


3.24日(日曜日)13:45~14:45:会場 桜

テーマ:「地域住民に心リハを啓発していくには何をすべきか」

『東北でしゃべり場』では、日頃の臨床・研究や教育で悩んでいる内容をテーマ として、集まった方々と気軽にリラックスした雰囲気のもとcafé感覚で話し合い を行います。


仙台銘菓をご準備してお待ちしております。