プログラム
1日目 11月14日(土)
開会式 大会長挨拶 8:20~8:45 (現地開催・LIVE配信)
第14回日本禁煙学会学術総会大会長 佐藤武寿
大会長指定講演 福島からの発信1 8:45~9:30
(現地開催・LIVE配信/後日オンデマンド)
東日本大震災に学ぶコロナ禍の健康管理と笑いの効果
座長:福島県医師会長 佐藤武寿
演者:福島県立医科大学医学部疫学講座主任教授 大平哲也
理事長講演 9:30~10:00(現地開催・LIVE配信)
座長:福島県医師会長 佐藤武寿
演者:日本禁煙学会理事長 作田学
1.COVID-19と喫煙について
1.喫煙をしていると罹患しやすい
2.喫煙をしていると重症化しやすい
フェイクニュース: 喫煙をしていると罹患しにくい(飯島勲など)
2.COVID-19にうつらない、うつさないために
ウイルスは3時間空中で生きている。タバコの煙がある所、ウイルスも。
1.換気が最も大切 0.2m/s以上。バー・飲食店など閉鎖空間に入らない。
2.距離 2m以上離れる
3.マスク、アルコール・手洗い
4.口を閉じる。とくに歌、大声、声援は危険、呼気にも出る。
3.2020年4月から受動喫煙防止法・条例施行
1.議員会館などでの違法な喫煙、立法府における喫煙が野放し
2.喫煙所の閉鎖と、開放している所でのクラスター発生
3.飲食店でのほとんど脱法的な取り扱い
4.加熱式タバコの問題点
1.ニコチン塩添加の問題
2.若年者の喫煙の問題
3.加熱式タバコの違法な宣伝・広告
5.タバコ産業のCSRについて
COVID-19に便乗して都道府県、市町村に寄付金など
いくつかのところでは医師会などとの連携のもと、中止に追い込んでいる
共催セミナーA 9:30~10:15(LIVE配信のみ・ホールでの聴講不可)
武田薬品工業株式会社
「知っておきたい最新2型糖尿病治療ガイドライン:主要6剤のポジショニング」
演者:一般財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院 糖尿病センター長 杉本一博
総会報告 10:00~10:15
シンポジウム1 10:20~11:35(現地開催・LIVE配信/後日オンデマンド)
禁煙治療の実際
座長:日本禁煙学会理事長 作田学
公徳会トータルヘルスクリニック院長 川合厚子
演者:中央内科クリニック院長 村松弘康
公徳会トータルヘルスクリニック院長 川合厚子
たかの呼吸器科内科クリニック院長 高野義久
日本禁煙学会の柱はいくつかありますが、その中でももっとも重要な柱の一つが禁煙治療です。禁煙治療に大きく分けて、初級、中級、上級コースがあります。初級コースは禁煙サポーター養成講座でありますが、たとえば第1回日本禁煙学会公認禁煙指導・支援講座「禁煙指導のノウハウを学ぶ」などもその一つです。中級コースは今回のシンポジウムがそれにあたりますが、「禁煙学」のレベルであります。今回の講師は村松弘康理事、川合厚子理事、高野義久評議員で、いずれもそうそうたる顔ぶれであります。さらに上級コースは毎年2回行われる禁煙治療セミナーでありますが、認知行動療法や動機づけ面接法を中心としております。今回、このような素晴らしい講師の3名をお迎えできることは私に取りましても望外の喜びであります。
ワークショップ1 10:20~11:35(現地開催・LIVE配信/後日オンデマンド)
今、教育の現場で
座長:沖縄大学副学長 山代寛
演者:「大学の敷地内禁煙」
沖縄大学副学長 山代寛
「福島県立医科大学における禁煙の取り組み」
福島県立医科大学 医学部 法医学講座准教授 西形里絵
「国立大学のタバコフリーキャンパス化を阻むモノ」
霧ヶ丘つだ病院副院長 河野哲也
「医療者教育を環境面から考える」
山形大学医学部 看護学科 臨床看護学講座助教 松浪容子
「公衆衛生看護分野における禁煙支援教育」
防衛医科大学校医学教育部看護学科 瀬在泉
「今、教育の現場で」と題して4人の先生方に発表いただきます。
教育機関の環境の違いによって受動喫煙の頻度や受動喫煙に対する認識の違いがあると思います。
演者の先生方のかかかわるそれぞれの教育の現場での取り組みをご発表いただき会員の皆様の参考にしていただくことができれば幸甚です。
共催セミナー ランチョン1 12:00~12:50(現地開催・LIVE配信)
ファイザー株式会社
「New Normal 時代における禁煙治療 −最近のトピックスを中心に−」
座長:医療法人道済会みちや内科胃腸科院長 齊藤道也
演者:公益社団法人地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センターセンター長 中村正和
共催セミナー ランチョン2 12:00~12:50
(現地では事前収録(オンデマンド配信のもの)を現地で1回のみ上映・オンデマンド)
株式会社CureApp
「禁煙治療のup-to-date 〜標準手順書改定を踏まえた新しい禁煙治療戦略〜」
座長:一般社団法人 日本禁煙学会 理事
一般社団法人禁煙推進学術ネットワーク 理事長
兵庫県立尼崎総合医療センター 名誉院長
藤原久義
演者:一般社団法人 日本禁煙学会 評議員
地方独立行政法人岐阜県総合医療センター 副院長兼内科部長
飯田真美
特別企画 福島からの発信2 13:00~14:30(現地開催・LIVE配信)
看護学生禁煙教育プレゼンコンテスト
開催挨拶:一般社団法人福島県看護学校協議会副会長 渡辺艶子
座長:福島大会副実行委員長 中山大
高知県立大学健康長寿センター特任教授 久保田聰美
審査員:いわき市医療センター 油井満
かしま病院健診センター 田畑朋子
札幌学院大学人文学部こども発達学科教授 北田雅子
禁煙工房主宰 平賀 典子
山形県立病院済生館放射線科長 大竹修一
福島労災病院 西郡里美
医療法人 道済会 みちや内科胃腸科院長 齊藤道也
開催御礼:福島県看護協会会長 今野静
福島県民の生活習慣病保有率は、高血圧症3位、脂質異常症11位、糖尿病12位で、死亡率順位でも心筋梗塞1位、脳梗塞7位と大変残念な状況です。さらに喫煙率は全国4位といる状況で、タバコと疾病、死亡率との関係性が強く示唆されています。その様な中、当地で「全ての人にTobacco-freeな未来を!~福島から発信~」をテーマに掲げて日本禁煙学会学術総会が開催されることとなりました。本セッションでは、今後福島県民の健康管理に大きくかかわる県内の看護学生の皆さんを対象とし、看護学生の皆さんが、①禁煙教育について発表できること ②発表を聴き、禁煙に関する知識や教育について理解できること ③禁煙学を理解し、福島県民の喫煙に伴う健康問題の改善に寄与できること 以上を目的としてコンテスト形式で開催することとなりました。多くの聴衆の皆さんの参加を心待ちにしております。
ワークショップ2 13:00~14:15(現地開催・LIVE配信/後日オンデマンド)
これから始まる禁煙遠隔医療
座長:中央内科クリニック院長 村松弘康
「治療アプリ®CureApp SCの適正使用とオンライン診療」
演者:株式会社キュアアップ 谷川朋幸
オンライン禁煙治療の臨床実施での経験から
田那村内科小児科副院長 田那村雅子
企業や健保における遠隔禁煙治療の取り組みについて
ワーカーズクリニック銀座 石澤哲郎
禁煙治療用アプリのエビデンス
慶應義塾大学医学部呼吸器内科助教 正木 克宜
電子カルテやスマートフォンの普及ともに、医療現場でもIT化が進み、遠隔医療に注目が集まっている。最近では、新型コロナウイルスの影響により医療施設の受診を控えたいと考える患者さんが多くなったことで遠隔医療のニーズがさらに高まってきている。一方、特に自覚症状はない方々が受診することの多い禁煙外来では、聴診や触診を必要としないため、遠隔医療との相性が元々良い。さらに、忙しくて禁煙外来に行きたいが行けないという方々にも禁煙して頂ける機会を増やすことが可能となる。今回、コロナ禍において脚光を浴びている遠隔医療について、以前から禁煙遠隔医療のご経験が豊富な先生方にお集まりいただき、現場での問題点なども含めてお話いただく予定である。
ワークショップ3 14:30~15:30(現地開催・LIVE配信/後日オンデマンド)
なかなか聴けない禁煙外来成功のコツ 〜観たかたに教えます〜
オンライン大討論会
座長:たかの呼吸器科内科クリニック院長 高野義久
医療経営研究所 宮城県薬剤師会副会長 冨永敦子
本ワークショップは、日頃皆様がもやもやされている事項にも的を当て、禁煙外来成功のコツを紹介します。一声かけるメッセージ、ちょっとしたアイデア、コツを紹介したいと思います。ワークショップは、リラックスした雰囲気で、参加された皆様からもチャット機能を使って多くの発信をいただき、情報を共有したいと考えています。皆様のもやもやを少しでも解消できる時間にできれば幸いです。
シンポジウム2 14:45~16:00(現地開催・LIVE配信/後日オンデマンド)
今こそ新型タバコを考える
座長:タバコフリー愛媛会長 かとうクリニック院長 加藤正隆
演者:産業医科大学 保健看護学教授 欅田尚樹
国立保健医療科学院 主任研究官 稲葉洋平
大阪国際がんセンター/がん対策センター疫学統計部 田淵貴大
金沢大学附属病院特任教授 野村英樹
子どもに無煙環境を推進協議会理事 野上浩志
有害物質を大幅に低減したと宣伝している加熱式タバコ(以下、HTPs)のシェアは日本が世界最大で、わが国がHTPsの実験場になってしまっている。しかし、実際には多くの有害物質が検出されており、健康被害が多数報告されている。米国食品医薬品局(FDA)が米国内でのHTPsの販売を承認したことを利用し、タバコ産業側からHTPsは安全であるという誤った情報が流されているため、今後は全世界へHTPsが蔓延することが危惧される。新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)が世界中で猛威を振るい、我が国でも大都市圏を中心に感染が拡大している。COVID-19感染防止のためには、マスク着用や手で口・鼻・目などを触らないよう注意喚起されているが、喫煙は「マスクを外して、手を口に何度ももっていく」という極めて危険な行為だ。さらに、新型コロナウイルスは細胞表面のACE2受容体に付着して細胞内に入るが、ニコチンでACE2受容体が活性化され、COVID-19が重症化することがわかっている。HTPs使用拡大によるCOVID-19の感染拡大・重症化が大変懸念される。タバコ産業がCOVID-19感染防止のため家庭にいる時間が長くなっている喫煙者にHTPsの販売攻勢を仕掛けてきていることや、改正健康増進法では既存の小規模店でHTPs専用室での飲食が認められてしまったことから、HTPs使用者が吐き出すエアロゾル暴露による健康被害がさらに問題になってくることが予想される。また、米国では電子タバコの比較的急性発症型の健康被害がクローズ・アップされ、電子タバコのCOVID-19重症化との関連も報告されているが、JUULをはじめとする電子タバコが我が国への本格的進出を画策していることが報道されたのは大変気がかりである。本セッションでは、新型タバコに関する最新の知見をエキスパートの皆様に解説していただきたいと考えている。世界保健機関(WHO)タバコ規制枠組み条約(FCTC)の動向、改正健康増進法施行後の問題点、COVID-19への影響、新型タバコ使用が拡大している若者たちへのアプローチなどにも言及していただけることを期待している。
共催セミナーB 15:45~16:30(LIVE配信のみ・ホールでの聴講不可)
第一三共株式会社
座長:いわき市医師会長 木村守和
「禁煙などの生活習慣と慢性腎臓病」
演者:福島県立医科大学腎臓高血圧内科学講座主任教授 風間 順一郎
プレナリーセッション 福島からの発信3 16:10~17:40
(現地開催・LIVE配信/後日オンデマンド)
未来への提言
座長:医療法人社団新町クリニック 望月友美子
福島大会実行委員長 齊藤道也
ビデオメッセージ:東京都知事 小池百合子
演者:「未来への提言 科学者の立場から」
国立がん研究センターがん統計・総合解析研究部長 片野田耕太
「福島県の受動喫煙防止条例制定に向けた取り組みについて」
福島県議会議員 佐藤雅裕
「大学における無煙環境推進活動の現状と未来」
大分大学学長 北野正剛
「東京から全国へ受動喫煙防止条例の波及状況とCOVID-19による喫煙環境の変化」
東京都議会議員 岡本光樹
「世界に誇れるSmoke Free日本を目指して」
参議院議員 松沢成文
総括発言:日本禁煙学会理事長 作田学
福島大会の最終プログラムであるプレナリーセッション「福島からの発信」は、各界を代表するこれまで禁煙推進、受動喫煙防止において先導的な役割を果たしてきた演者が「未来への提言」として具体的方向性を示します。これまでの、そして今、我々の活動を未来に繋げるためのディスカッションです。小池東京都知事からのメッセージもあります。福島からの熱い発信にどうぞご期待ください!
閉会式 17:45~18:15(現地開催・LIVE配信)
看護学生プレゼンコンテスト表彰式
大分へ引き継ぎ式
●事前収録 現地連続放映 9:00〜18:30
①特別講演1
禁煙困難者へ向き合う ~ニコチン依存症の理解を深める~
演者:予防医療研究所代表 磯村毅
②特別講演2
受動喫煙の影響と健康被害の診断、対策 〜避けられない3次喫煙〜
コメンテーター:倉病院内科部長 高橋正行
演者:産業医科大学産業生態科学研究所健康開発科研究室教授 大和浩
2020年4月に改正健康増進法が施行され、受動喫煙対策が義務化された。喫煙者は18%(男性が29%、女性が7%)存在するため、これはゴールではなくスタートとして対応が必要となる。大和教授は包括的に受動喫煙対策の現状調査を実施され、受動喫煙対策の具体的な手法を用い、多くの自治体での条例成立に尽力されてきた。その成果を拝聴できることは大きな力となる。
学校と病院は2003年の健康増進法施行によって、敷地内禁煙が大きく進んだ。一方で、受動喫煙対策が遅れている行政、国会、企業、飲食店などの受動喫煙対策を進める絶好のチャンスです。課題としては、新型タバコも禁止することや屋内・屋外の喫煙ボックスの設置などがある。
③特別講演3
コロナとタバコ 最新の情報
コメンテーター:堺市立総合医療センター呼吸器内科部長 郷間厳
演者:道北勤医協旭川北医院院長 松崎道幸
2020年にパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、全世界で感染者は3,000万人を越え、治療法を探る精力的な研究にも関わらず劇的な効果を得られるものはみつかっていません。しかしながらCOVID-19の伝播の仕組みや感染後の体内での動態の知見が集積されてきました。そこにはタバコとの関連を示す事実が明らかとなってきています。数多の関連論文を流行発生当初より読み込んで解説を発信してこられた松崎先生によりCOVID-19の病態とタバコとの関連についてご講演をいただきます
④教育講演1
お口からわかるからだの健康、喫煙との関係
座長:福岡歯科大学口腔保健学講座教授・社会医歯学部門長 埴岡 隆
演者:愛知学院大学短期大学部・歯科衛生学科教授 稲垣幸司
歯科領域の公衆衛生活動の特徴のひとつに「コモンリスクファクターアプローチ」がある。歯周病をはじめとする歯科疾患とNCD等の様々な疾患の共通するリスクへの重要性の認識を歯科受診の際に高める。喫煙や受動喫煙に起因した歯科領域の目で見える所見に対して、歯科領域の異常と全身の健康障害について積極的に問いかけて禁煙動機を高める。口腔と全身の健康の共通するリスクへの認識から行動変容への橋渡しができる歯科受診の機会を逃すのはもったいない。
⑤教育講演2
禁煙補助薬
座長:郡山薬剤師会理事(調剤薬局ミッテル) 菅原秀樹
演者:東京薬科大学薬学部医療薬学科准教授 戸張裕子
現在の禁煙治療において薬物療法は、重要な役割をを担っている。
ニコチン離脱症状軽減に用いられる禁煙補助薬は、わが国ではいくつかの製剤が存在している。
今回は、医師を中心にした禁煙指導治療の中で使用される薬品を学術的方面から解説して頂きます。
⑥教育講演3(心理学部会共催)
禁煙外来に関わる全てのかたに送る動機づけ面接のポイント
座長:社会医療法人敬愛会ちばなクリニック健康管理センター 医長 清水隆裕
演者:新中川病院 加濃正人
2006年にわが国に公的禁煙治療が導入されて、まもなく15年。しかしながら、いまだその治療を受けようしない喫煙者は大勢います。だからと言って、絶対にやめたくないというほど強固な意志を持って喫煙を続けているわけでもない。そんな「やめたいけれど、やめたくない」両価性を持った喫煙者に一定の有効性が示されている面接技法、それが動機づけ面接です。今回は、その動機づけ面接のトレーナーでもあり、日本の禁煙推進の最前線を担い、臨床心理士・公認心理師としてもご活躍を続けている加濃先生によるご講演です。
⑦禁煙セミナー看護部会
こんな時どうする?失敗事例は宝箱
ファシリテーター:瀬在泉
今野郁子、高畑裕美、谷口千枝、藤本惠子、松浪容子、内田久仁子、苅込利衣、西郡里美、久保田聰美
6回目となる福島大会のテーマは「こんなときどうする?失敗事例は宝箱」です。日頃、看護職が禁煙支援の場面で「あ~、やっちゃったなぁ‥(涙)」と思わず意気消沈する、あるある失敗事例を皆様と共有し、一人ではなかなか気づかない光の原石や明日に活かせるピカピカのお宝を皆さんと一緒に発見したいという思いからこのプログラムを企画しました。今回コロナ禍の影響でオンデマンド配信となりますが、こんな時こそ「禁煙支援」のバトンを止めることなくメンバー全員の思いを込めて作成しますので、多くの方にご覧いただき、私たちが願う「禁煙支援」のバトンを受け取って頂けましたら幸甚です。
⑧禁煙セミナー歯科部会
タバコ依存への歯科の取り組み 〜WHOが歯科に推奨する新たな禁煙支援法から〜
座長:日本大学歯学部医療人間科学教室教授 尾崎哲則
演者:福岡歯科大学口腔保健学講座教授 埴岡 隆
埴岡隆先生は、1981年大阪大学歯学部を卒業され、1998年に大阪大学助教授に、2002年には福岡歯科大学教授に就任され、現在まで勤められています。先生の専門は、この20年ほどは、「禁煙」一筋であります。今日は、歯科専門家がどちらかというと不得手である「タバコ依存への取り組み」ついてのお話をいただきます。いままでの「動機づけ支援」を中心から、今後の歯科での禁煙支援の確立に向けての契機となればと考え、セミナをお願いしました。
⑨禁煙セミナー薬科部会
新時代の薬剤師禁煙サポートスタイル
座長:郡山薬剤師会副会長(奥羽大学薬学部生物衛生化学教授) 押尾茂
コーディネーター:東京薬科大学生命科学部応用生命科学科教授 高橋勇二
演者:①「病院からの新時代の薬剤師禁煙サポートスタイル」
相模台病院薬剤部部長 相澤政明
②「薬局薬剤師からの薬剤師禁煙サポート」
むらやま薬局代表 村山勝志
③「教育現場からの新時代の薬剤師禁煙サポートスタイル」
東京薬科大学薬学部医療薬学科准教授 戸張裕子
これまで全国各地で実施されてきた禁煙サポート薬剤師養成講座を経て、現在の加熱タバコ問題、地域コミュニティ、新型コロナウイルス感染拡大の情報提供など、様々な問題を踏まえた禁煙支援について、病院、薬局、学校教員の各分野の薬剤師から提言を頂きます。
⑩特別セッション
『繁田正子:タバコフリーに捧げた生涯』 繁田正子賞小委員会・ワーキンググループ
演者:社会福祉法人京都博愛会京都博愛会病院顧問内科 NPO法人京都禁煙推進研究会
(タバコフリー京都)理事 栗岡成人
第23回禁煙治療セミナー (WEB配信のみ・現地放映はありません)
「新型タバコ時代の禁煙支援」
演者:大阪国際がんセンター/がん対策センター疫学統計部 田淵貴大
「『教え方9つの掟』~禁煙教育・禁煙講話をデザインしてみよう」
演者:産業医科大学 産業医実務研修センター 柴田喜幸
※第14回禁煙学会学術総会と別に申し込みが必要です。
第23回禁煙治療セミナー参加登録
福島県医師会産業医学研修会 13:30~15:30 生涯 専門 2単位
改正健康増進法の全面施行後に産業医に求められる職場の受動喫煙対策
①タバコ、受動喫煙による健康被害
演者:福島県立医科大学附属病院ふたば救急総合医療支援センター特任准教授 風間咲美
②職場における受動喫煙対策の実際
演者:福島県立医科大学医学部 衛生学・予防医学講座准教授 各務竹康
2日目 11月15日(日)
市民公開講座 10:00~11:30
定員100名(※完全申込制)
問い合わせ先:坪井病院 広報室
第14回日本禁煙学会学術総会市民公開講座のご案内
認定指導者試験・専門指導者試験 9:00~11:15
試験受付 8:30~9:00
直前講習 9:00~10:00
認定試験 10:15~11:15