特別セッション
-災害医療シミュレーション-
-災害医療シミュレーション-
『天災は忘れた頃にやってくる』とは、寺田寅彦氏の名言の一つとして知られていますが、昨今の日本では忘れる間のないほどに自然災害が発生しています。
あなたの病院の災害対策は万全ですか?病院では準備が整っているかもしれませんが、あなた自身はいかがですか?
もし当直中に地震が発生して病院が被災してしまった場合、あなたは院長代理として病院の災害対応のリーダーを務めなければなりません。適切に対応することができるでしょうか?
災害への対応は、普段からの準備が非常に重要です。何も準備ができていない状態で災害が起こってしまったら、多分頭の中が真っ白になって・・・。何をしていいのやらわからないまま、多方面からの報告・指示要請があふれかえるままとなり、途方に暮れてしまうことでしょう。しかし、災害対応の考え方を学び、平時にできる準備をしておけば、災害が起こっても落ち着いて行動することが可能になるでしょう。
この特別セッションでは、災害医療の考え方を学び、その後に病院が被災した設定で、時系列に沿って実際にシミュレーションを行っていただきます。EMISの入力も行っていただき、災害時の実践力を高めるものとします。
経験が全くないという方にこそ受けていただきたいセッションです。一度でも受けておくことで災害対応に強くなること請け合いなしです。岩手医科大学救急・災害医学講座所属の日本DMATロジスティック部門のエースと岩手DMATの有志達が優しく・ていねいに指導・サポートいたします。奮ってご参加ください。
日時
2022年8月20日土曜日 13:00〜15:00
開催方法
完全オンライン(ZOOM使用)
目的
施設規模大小かかわらず。医療機関が被災した際に初動ですべきことを理解する。
プログラム概要
13:00〜13:05 オリエンテーション
13:05〜13:30 講義(災害医療とは、CSCATTT等)
13:30〜14:10 実習 EMIS(実際にEMIS入力してもらいます)
14:10〜14:55 実習 シミュレーション初動対応(CSCAに沿って、院内災対本部の立ち上げなど初動対応)
14:55〜15:00 終了時オリエンテーション
募集人数
50人くらいを予定
申し込み
第25回日本病院総合診療医学会学術総会への参加登録が必須となります。
後日登録開始される(7月予定)学術総会へも参加登録をお願いいたします。
参加申し込みはこちら