会長挨拶
第168回日本消化器内視鏡学会 東北支部例会
会長 白幡 名香雄
(山形県立中央病院 消化器内科・内視鏡センター)
2022年7月2日(土)、山形市のやまぎん県民ホールにおいて第168回日本消化器内視鏡学会東北支部例会を開催させていただくことになりました。大学生活を機に、この東北の地で過ごし、多くの方々のご指導をいただいて参りましたが、このたび、東北支部例会開催というご恩返しの機会をお与えいただいたことに心より感謝申し上げる次第です。
現在、現地開催を主軸に鋭意準備を進めておりますが、新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては開催形式を変更させていただきますので予めご了承いただきたく存じます。
さて、本例会では、「消化器内視鏡診療の現況と未来展望」をテーマとさせていただきました。私どもが日々携わる内視鏡診療はこれまでも大きく発展してきましたが、これからも想像を超える手技の工夫や技術開発等により更に大きく進歩していくものと思われます。そのような観点から、シンポジウム1では「消化管腫瘍性病変に対する内視鏡診断と治療の進歩」を、シンポジウム2では「膵胆道領域における内視鏡的ドレナージの現況と未来展望」をテーマとして演題を募集いたします。ご施設の現況や課題、そして先進の手技、デバイス等をお示しいただきたいと思います。恒例のプレナリーセッション「めざせ!消化器内視鏡専門医」では、将来の内視鏡診療を担う卒後5年目以下の若い先生がたの新鮮で情熱的な演題をお待ちします。また、一般演題では、これまで同様、自由にご発表いただきたく広く内視鏡診療に関わる演題を募集いたします。
本例会では、特別講演として、東北に縁のある入澤篤志先生(本学会理事・獨協医科大学消化器内科主任教授)と松田尚久先生(東邦大学医療センター大森病院消化器内科教授)からご講演頂く機会を得ました。また、協賛セミナーも開催いたしますので、多くの方にご聴講いただきたくご案内申し上げます。
本例会は6年ぶりの山形市での開催となります。実りある例会を準備して参りますので東北支部の会員の皆様のご参加、ご発表をお待ちします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年3月30日追記
これまで、本例会は現地開催にて準備を進めておりましたが、いまだ新型コロナウイルス感染症による影響を完全に払拭できず、やはり当地へお越しいただくのが困難な方もおられると存じます。そこで、現地並びにWebを併用したハイブリッド開催とさせていただきます。多くの皆様に参加いただきますよう改めてご案内申し上げます。